モラ(ワッペン・ぬいぐるみ) ~Mola~

 

 

モラ(MOLA)とは、私が30年以上携わってきた伝統的な民族手芸のことです。パナマ共和国の東岸沿いに浮かぶ350を超える島々 -- サンブラス諸島が発祥の地であり、ここに古くから住むクナ族の女性が、自分が身に着けるブラウスの表と裏に貼り付けるパネルをモラと呼びます。色鮮やかな原色の布と様々なアップリケ技術を駆使し、花や鳥、魚といったデザインを描きだしていきます。

そのモラの手法を使って制作された、クマや犬といった動物、ピエロや女の子、花や家などをモチーフとしたワッペンやぬいぐるみを寄付しています。今までに多くの病院に提供させていただき、「治療を前に緊張している子供さんの顔がふっと和む」「子供の治療を心配そうに見守るお母さんにも喜んでもらえる」などと嬉しい声をいただいております。

モラ(ポシェット・巾着) ~Mola~

 

 

クナ族の女性は、子供のころからモラの作り方を学びます。女の子たちはまず、小さなモラから作り始めます。

この小さなモラをポシェットや巾着に仕立てたものを病院に提供させていただいています。通院される患者さんや検査に行かれる入院患者の方が、お財布やハンカチを入れる袋として重宝されています。